地元の文化を創造する拠点の一つ「溝ノ口劇場」(重岡俊行オーナー)で9月15日から7日間、延べ11組の音楽アーティストが出演する自主公演が行われた。
「みぞげきクラシック」と銘打たれたこの企画は、劇場のオーナーを務める重岡さん自らが企画内容の構築や進行管理など一切を担当。開催を決めた8月中旬から急ピッチで準備を進め、出演者のオファーから各種打ち合わせ、チラシやプログラムの作成等々の裏方作業を経て、公演初日に漕ぎ着けたという。
優雅なひと時、演出
今回の企画は秋の大型連休の前半(9月15日〜21日)に、同劇場でも過去最多となる昼夜計11公演を行うというもの。コロナ禍の影響で開催可否の判断も難しく、準備期間が短くなったものの、重岡さんの熱意に応えたプロの実力派アーティストが出演オファーを次々に快諾。結果、他に類を見ない程の豪華なプログラム構成となり、期間中は連日、訪れた聴衆を魅了。ジャズやクラシックなどの音色が響く優雅なひと時を演出していた。
オーナー「笑顔活力に」
1週間にわたるロングラン公演を終えた重岡さんは、厳しい状況下にもかかわらず出演オファーに応じてくれたアーティストや来場の観客に感謝の意を述べると共に「皆さんの笑顔を活力に、あと1年くらいはコロナ禍でも強く生きていけそうです」と、前を見据え話していた。
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