高津中学校吹奏楽部が、11月7日に開かれる第10回日本学校合奏コンクールの全国大会に出場する。同部が同大会の全国に出場するのは今回が初めて。
同大会は楽器編成などの出場制限を設けないコンクールで、同部は42人で大編成の「グランドコンテスト」に出場する。予選は録音審査で、中学校の部では全国から約70校の応募があった(千葉県と福島県は生演奏での審査)。全国は33校が出場し、千葉県文化会館で行われる。
曲は、今年8月の神奈川県吹奏楽コンクールでも演奏した「歌劇『トゥーランドット』」。県大会では銀賞で悔しい思いをした分、今回の大会に対する部員らの思いは強い。
現在は細かい表現の調整をしているといい、学生指揮者の須田彩未さん(3年)は「最後に全員が同じ音で奏でる有名な部分があるので、そこを聞かせたい」と話す。顧問の飯島一樹教諭は「最初の頃は音に主張がなかったが、最近では皆がアピールできている」と成長を語る。
全国大会の目標は「金賞」と部員らは声を揃える。部長の生垣智美さん(3年)は「大きな舞台に立つからには結果を残したい。今まで支えてくれた方々に感謝の気持ちを込めて、いい音を届けたい」と意気込んだ。
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