数値でみる川崎と高津 No.83 シリーズ コロナ禍、過去最多の死亡者数に みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
オミクロン株の新規感染者数もピークを越えたように見えますが、第5波までとは異なり、川崎市においても「高止まり」状態が続いています。これまでのピークであった2月6日には、約2千5百人の方が新規感染しました。ピークから3週間が経過した2月末でも、概ね1千5百人の方が日々新規感染しています。すでに第6波の累積感染者数だけで7万5千人を超えており、爆発的な感染拡大が、結果的に医療のひっ迫に繋がっています。
下記のグラフは、本市における重症者数と死亡者数の推移です。新規感染のピークを越えたにもかかわらず、重症者数と死亡者数はいまだ増加し続けています。週あたりの死亡者数も過去最多を更新しました。第6波で亡くなられた方の多くは80歳以上の方ですが、中には40歳代や50歳代の方もおられます。「若いから大丈夫」というわけではないことにも注意が必要です。
現在、新規感染者の9割は、どこで感染したのかを特定することができない状況となっています。ワクチン接種の検討はもちろんですが、手洗いや「密」の回避など、感染症対策の基本を、いま一度、徹底することが求められています。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日