記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月11日0:00更新
11年前の3月11日、出先で震災に遭い、家に帰れなかった。電車の再開を待って駅の階段に座り込み、段ボールをもらえてありがたかった。携帯の充電が切れ情報がないまま夜道を歩く中で、飲食店が店を開けて一様に歩く人たちに温かいスープを配っていたのが忘れられない。あの日、何をしていたか、そのあとどんな日々を過ごしたか。それを思い出すだけでもいいと思う。不安な社会情勢が続いているが、今も生きて日々を送っていられることに目を向けたいと思う。 (ほ)
11月15日