数値でみる川崎と高津 No.85 シリーズ ブースター接種は必要? みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
2カ月にわたって適用されてきた「まん延防止等重点措置」も、3月21日にようやく解除となりました。第6波のピーク時に2千5百人を超えていた新規感染者数は徐々に減ってきているものの、今なお1千名前後の方々が日々新たに感染しています。数値だけを比べれば、昨年夏の第5波ピーク時を越える状況が、長らく続いていることになります。
下記のグラフは、本市におけるワクチン接種状況を示したものです。3月末の時点で、市民全体の概ね1/3が3回目の接種を完了していますが、2回目接種と比べると、明らかにペースが緩やかです。
確かに、オミクロン株は重篤化しにくい傾向があり、そのことがワクチン接種に影響を与えているとの指摘もあります。しかし、まん延防止措置の解除に伴い、今後、感染者数が急増する可能性は高く、重篤化しやすい変異株が新たに生じる危険性も決して低くはありません。
他方で、ワクチン接種後に重大な副反応が生じてしまったケースもみられます。ワクチン接種の効果とリスクをしっかり判断できるように、丁寧な分析とわかりやすい情報開示が求められています。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日