数値でみる川崎と高津 No.91 シリーズ 川崎市でも急騰する消費者物価 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
今年に入ってから、本市でも消費者物価指数が急上昇しています。下記のグラフは2020年を100とした総合指数の推移を示したものです。7月時点で、昨年7月よりも2・1%上がっており、この傾向は今後もしばらく続くと思われます。
この1年間の物価指数の内訳をみると、電気代で25・5%、ガス代で24・0%も上昇しており、円安に伴う燃料費の高騰が物価上昇の大きな要因であることがわかります。
他方で、神奈川県における最低賃金額は、10月1日から31円上がって1071円となりました。前年比で3%弱の値上げであり、今年の物価上昇率を下回る見込みです。残念ながら、今でさえ十分とはいえない最低賃金額は、実質的にさらに下がると言わざるを得ません。
物価高騰から市民生活を守るためには、最低賃金額を大幅に上げ、勤労者の所得を増やし、連動して年金額も増やすことが不可欠です。川崎市としてできることは限られていますが、あらゆる手立てを使って取り組んでいかなければならないと、私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日