神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2023年6月9日 エリアトップへ

スキューバダイビングの経験を活かして海の環境問題に取り組む 鴫谷 隆(しぎや たかし)さん 二子新地在住 48歳

公開:2023年6月9日

  • X
  • LINE
  • hatena

海に感謝、だから恩返し

 ○...ダイビング歴は約30年。「水に包まれている感覚が好き」と海への思いを語る。ダイビングの雑誌に始まり、様々な海の仕事に携わってきたが悩ませるのは、進行する環境汚染。自身で潜っても「水中の写真を見るとゴミが多くなった」と感じ「汚染が加速している」と現状を危惧。近年は、区内の脱炭素のイベントに参加し、環境や海の問題に尽力している。海には様々なゴミが落ちているが、拾ってみると様々な色がある。「綺麗でしょ」と笑顔で話す。

 ○...埼玉県越谷出身。海との出会いは、夏に訪れる祖母の家。昔から「人と違うことをしたい」と周りが車の免許を取得する中、選んだのが「スキューバダイビング」。ダイビングショップでも働き、出会いに恵まれ「大切な場所」と当時を振り返る。その後、ダイビング関連の出版社へ進み、世界中の海を潜った。「インドネシアのラジャアンパットは感動した」とニッコリ。「奇跡の海」と呼ばれ、環境保全の為にお湯も使えない場所と知る。

 ○...出版社を退社後、ダイビング関わることを生業に。その当時、業界では海の象徴であるサンゴ礁を守っていくことが国際的に定められるなど、世界中で環境保全への動きが強くなり「自分にも出来ることはないか」と問い、活動の視野を広げだした。

 ○...夢は「自分の原点」であるダイビングショップを持つこと。マリンスポーツも人気が下降、また市内は海への関心が少ないと感じる。これまでの経験を活かし、市と協力して東扇島で海の調査、そして学校で海の状態を説明したり、高校生らと海のゴミを拾っている。「まずは海へ興味を持ってほしい」そして「海を守っていきたい」と活動への思いを話してくれた。

高津区版の人物風土記最新6

細埜 隆己さん

川崎酒販協同組合の理事長を務める

細埜 隆己さん

多摩区在住 74歳

11月15日

三上 マナさん

溝ノ口劇場の副支配人と俳優、会社員とマルチな活躍をみせる

三上 マナさん

高津区在住 

11月8日

五十嵐 公太さん

元JUDY AND MARY(ジュディ・アンド・マリー)のドラマーで、溝口駅前でのステージ設置プロジェクトに奔走する

五十嵐 公太さん

高津区在住 61歳

11月1日

薄(すすき) 典子さん

川崎市北部身体障害者福祉会館の催し「北身館フェスティバル」の実行委員長を務める

薄(すすき) 典子さん

下作延在住 69歳

10月25日

橋本 大地さん

大日本プロレスの看板レスラーの一人として活躍する

橋本 大地さん

麻生区在住 32歳

10月18日

舩山 範雄さん

(公財)川崎市国際交流協会の会長を務める

舩山 範雄さん

中原区在勤 67歳

10月11日

意見広告・議会報告政治の村

  • 「くにこ」の県庁見聞録

    小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載260回

    「くにこ」の県庁見聞録

    信念を貫ぬく

    11月8日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook