不定期連載 市民健康の森だより 第98回 「竹炭」の提供、徐々に広がり
竹林整備に伴い発生する竹の有効活用として「竹炭焼き」を行っていることは何度かこのコラムで書きました。今年度も4回の竹炭焼きを予定しており、1回目として4月20日に竹切、5月4日に窯詰、5月11日に炭焼き、5月18日に窯出しを行いました。このように一回の炭焼きには5週間ほど掛かります。80キロほどの竹を焼くと8キロ位の竹炭が出来ます。失敗もあるのですが今回は以前の失敗を踏まえ火の扇ぎ方を工夫した事で合格点の竹炭が焼きあがりました。
年間4回焼くと合計30キロ位の竹炭ができます。出来上がった竹炭は各種イベントなどで販売しますが寄贈する方が多いのが実情です。竹炭には消臭や除湿だけでなく色々と効能があるのですが中々周知することは出来ません。
区役所のトイレ消臭にも一役
溝口の養護老人施設へは10年程前から継続して寄贈させて頂いています。今回も6月29日の活動日に施設の方に森に来て頂き、寄贈することが出来ました。入浴剤や消臭剤としてご利用頂いているそうです。当日は竹炭だけではなく、七夕飾り用の笹も所望との事で切り出しました。
また昨年から区役所と橘出張所へも竹炭を提供しています。そこでは竹で作った容器に竹炭を入れてトイレに置いて頂いています。容器には私たちの制作であることを書いたラベルを張っており、少しでも区民の皆様に私たちの活動を知って頂けたら、との思いです。竹炭を焼けるのは区役所道路公園センターさんのお陰です。春日台公園開設時に炭焼き窯と炭焼き小屋を作って頂いたのが道路公園センターさんでした。炭焼きに限らず、私たちの活動は区役所に支えて頂いています。
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GO!GO!!フロンターレ4月25日 |
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4月25日