区内下作延にある「緑ヶ丘霊園」(佐田彰生所長)では、10月2日(月)から各種手数料の支払いに「キャッシュレス決済」が利用できるようになる。利便性向上などを目的に川崎市が推し進める「デジタル化施策」の一環。
川崎市は、行政手続きなど窓口での利便性向上を目的としたデジタル化施策において、2年前から「キャッシュレス決済」をスタート。幸区役所での先行実施を皮切りに、年々導入窓口を増加させており、今年10月からは利用可能な公共施設をさらに拡充。今回新たに対象となった施設の中には「津田山霊園」の通称で親しまれている区内屈指の桜鑑賞スポット「緑ヶ丘霊園」が含まれており、市営霊園としては「早野聖地公園」(麻生区)の名前も。両所の事務所窓口では土地の一時使用料や墓地継承手数料等の支払いにクレジットカード決済、電子マネー決済、コード決済が利用できるようになる(窓口でのチャージやカードへの入金は不可)。緑ヶ丘霊園の佐田所長は「これまで窓口での各種手数料、使用料の支払いは現金のみの対応だったが、キャッシュレス対応となり利便性が向上される。手続き等の際にはぜひ利用してもらえれば」と話している。
市内延べ61カ所に
今回、川崎市営霊園にも押し寄せた「キャッシュレスの波」。日本では、2025年までに「キャッシュレス比率40%に増加」、将来的には世界最高水準とされる「80%を目指す」ことを閣議決定しており、各所に影響を及ぼしている。
10月から新たに川崎市内でキャッシュレス決済が利用できる施設は市営霊園(2カ所)のほか、中原区保育・子育て総合支援センター(一時預かり保育料・給食費、親子でランチ給食費/2日〜)、東扇島東公園管理事務所(バーベキュー場、多目的広場の使用料など/2日〜)、日本民家園(入場料/3日〜)、かわさき宙と緑の科学館(プラネタリウム観覧料/3日〜)など。市内の延べ対象施設61カ所となる。
![]() 窓口での支払いでキャッシュレス決済も利用可に
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