不定期連載 市民健康の森だより 第113回 「新しい窯での竹炭焼き」について
9月に道路公園センターさんに炭焼き窯を更新して頂きました。10月19日にこの窯を使っての初めての竹炭焼きを行いました。当日は朝8時前から集合し、点火、火扇ぎと作業が続きます。薪を燃やしての炭焼きですから窯内の温度が上がるまで扇ぎ続けなければなりません。2号窯は人手での扇ぎを継続しましたが1号窯は途中から送風機も使用しました。扇ぎ続けるのはかなりの重労働で交代しながらの作業です。
煙突出口の温度が一定温度になるまで扇ぎ続けます。今回は1号窯を11時で扇ぎを止め、2号窯は11時30分に止めました。これ以降、薪は追加しません。その時点で煙突を繋げて、同時に焚口を9割ほど閉めて窯の中が蒸し焼き状態を続けるように調整します。その後は煙突から出る煙が白色から薄紫色に変わり、更に無色になった時点で焚口を完全に閉めて泥で密閉します。
今回、密閉できたのは1号窯が午後5時30分頃、2号窯は午後8時頃になってしまいました。煙の色が中々変わらなかった理由はわかりません。窯の中の温度は計測できないので経験の積み重ねで対応しています。
「思った以上の良い出来」に満足感
そんな状況ですから翌週の窯出しは期待と緊張が交錯します。今回は1号窯の竹炭は叩いてみるといい音が出ました。炭の良し悪しはこの音である程度判断できます。2号窯の方は見た目がとてもいい感じに仕上がっていました。「思っていた以上にいい出来だと思う」と炭部会長の感想です。
元々はふれあいの森の竹林整備に付随して実行する炭焼きです。大変ではありますがやりがいもあります。この炭焼き、見学してみたいという方は大歓迎です。次回は11月30日に実施予定です。見学希望の場合、ホームページの「問い合わせ」からご連絡頂ければ対応致します。
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11月15日