小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載251回 「くにこ」の県庁見聞録 県立障がい者施設
くにこ)おかげ様で随分頭の傷がよくなりました。主人の在宅介護も再開できましたし。
司会)それはよかった。でもまだまだ気をつけてくださいね。
くにこ)はい。
司会)先日、県立愛名やまゆり園で職員が暴力事件を起こし逮捕されたそうですね。
くにこ)はい、申し訳ないことです。県立障がい者施設、津久井やまゆり園は7年前残虐な殺傷事件を起こしましたが、その運営はかながわ共同会に指定管理されていました。愛名やまゆり園も共同会の指定管理運営です。殺傷事件後、共同会は生まれ変わりを目指してきたはずですが。
司会)4〜5年前に、同園園長による繰り返された少女レイプ。2年前には多すぎる食事量を利用者さんに強要したり等、不祥事が繰り返されてますね。
くにこ)今回の暴力事件は職員が利用者さんの大腿骨骨折を負わせてしまい、逮捕されたものです。人手不足になりがちな入浴時間帯にスタッフの早上がりが重なり、現場を当該職員が一人で切り盛りしていた時におきてます。事件は必ず原因がいくつか重なる時に起きるものですよ。原因が重ならないように現場を管理するのが運営者の義務です。会議など中止して幹部が現場に入るとか、入浴を中止するとか。いくらでも対応策はあったはず。危機管理能力の不足ですね。大変心配です。
司会)県障がい者施設は大問題を抱えていますね
くにこ)その通りです。津久井やまゆり園事件が起きる前から私は共同会の問題点を指摘し続けてきました。愛名やまゆり園についても厳しく調査していきます。県が信頼できる障がい者ケアを実践できるように。
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11月22日
11月15日