数値でみる川崎と高津 No.106 シリーズ 転入者が多いのは一部の年齢層だけ? みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
川崎市の人口は154万人を超え、いまだ増え続けており、その要因は、転入者の方が転出者よりも多い「社会増」です。しかし、転出入者数を年代別にみると、転入者の方が多いのはごく一部の年齢層に限られています。
下記のグラフは、年齢階層別に転入者数と転出者数を示したものです。20代については転入者数が転出者数を大幅に上回っていますが、意外なことに、それ以外の年齢層はおおむね転出者数の方が多いのです。とくに「子育て世代」に該当する30代から40代の転出者数が多いことは、本市の施策を検討する上で、留意しなければいけない課題であると思います。
私も高津区で生まれ育ちましたが、小学校の同級生の多くも、子どもができると、川崎市外へ転出しています。直接的な子育て支援策も大切ですが、住居費なども含め「住み続けやすい」地域にするために、自治体としての総合力が問われていると、私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日