新年恒例の「高津区消防出初式」が1月7日、かながわサイエンスパーク(KSP)で行われた。消防団による放水訓練なども実施され、約100人の関係者と約700人の来場者が見守る中、区民の火災予防に対する意識向上などをアピールしていた。
当日、同所1階ロビー等で行われた第1部では能登半島地震の犠牲者への黙禱が行われ、高津消防署の小金澤貴史署長が哀悼の意を表した。
その後、同署長による式辞や消防や防災活動などに功績のあった団体や個人の表彰などが行われた。また来賓者の祝辞、川崎市消防音楽隊による演奏やカラーガード隊「レッド・ウイングス」によるドリル演技、さらに市内を拠点に活動する「KADOKAWA DREAMS」も駆け付け、火の用心の法被を纏いながらダンスを披露した。
また第2部は屋外に会場を移し消防隊員、消防団員、高津地区少年消防クラブの子ども達による放水訓練などを披露。観客から歓声と拍手が起こっていた。
小金澤署長は「区内では2022年に比べ、火災発生件数が増えている。地域の人に安心、安全を届けれるよう今年も取り組んでいきたい」などと抱負を語った。
高津区内では昨年(2023年)64件の火災が発生。出火原因は「放火」(6件)「電気機器」(8件)「たばこ」(5件)「こんろ」(2件)「配線器具」(2件)「その他」(4件)となっており、件数自体も前年より11件増加している。
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