宇奈根にある「カワサキスイミングクラブ」に所属する松下彩花さん(諏訪在住)が、昨年夏に行われた「世界マスターズ水泳選手権」(25歳以上を対象とした年齢区分のある競技競泳大会)で好成績を残し、3月12日には福田紀彦市長を表敬訪問。快挙達成を報告した。
「長距離」で活躍
東高津小学校、高津中学校出身の松下さんは、海など自然の中で行われる長距離水泳競技「オープンウォータースイミング」で日本代表に選出されるなど、国内トップクラスの選手として活躍。昨年8月に九州で行われた前出の世界大会では「30〜34歳の部」にエントリーし、800m自由形を日本記録で制したほか、得意のオープンウォータースイミング(3Km)でも優勝。2冠を達成した。
難関海峡、横断も
2022年には世界的にも難易度が高いといわれている「津軽海峡」を泳いで横断する事に成功(同年8月5日号・既報)するなど、目覚ましい活躍を続ける松下さん。こうした実績を手土産に実現した3月12日の表敬訪問では、市長から日本新記録更新を祝うコメントが寄せられたほかオープンウォータースイミングに関心を寄せる場面も。「津軽海峡を泳いで渡るなんて真似できない」と目を丸くする市長に対し「登山でも最高峰の山が決められていると思うが、海でも最高峰の海峡として世界で7つの海峡が指定されており、日本人で全制覇した方はいない。そこにチャレンジしたい」などと今後の抱負を語っていた。
![]() 昨年の夏に2冠を達成
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