不定期連載 市民健康の森だより 第129回 「里山保全教室」今年もスタートしました
昨年初めて開催した「里山保全体験教室」、今年は2回目として3月から5月の第2木曜日に実施します。昨年は初めての開催であり内容に関して色々考えました。幸い実施したプログラムがそれなりに参加者には好評でしたので今年は悩まずに昨年と同じ内容で計画しています。
3月14日の教室初日には応募頂いた5名の参加者全員が定刻に揃って頂きました。募集要項にお勧めの靴を記載した所、長靴を新調してくれた方や地下足袋を用意してくれた方がいて参加者の熱心さを感じました。
初日の作業は予め間伐し乾燥させた上で90cmの丸太にしたクヌギの原木にシイタケ菌をまぶした駒を打ち込む「駒打ち」です。駒を打ち終わった原木は「シイタケほだ木」となります。丸太の原木は太さがまちまちなので1本毎に打ち込む駒の数も違ってきます。作業工程は、まず穴を開ける位置に印をつけて、その印の所へ電動ドリルで穴を穿ちます。その穴へ駒をしっかりと打ち込んで終了です。
希望に応じ参加者に「ぼた木」プレゼントも
参加者の皆さんはこの工程を自然に分業して効率よく駒を打ち込み、シイタケほだ木を作ってくれました。皆さん初めて経験する作業ばかりでしたが、春の日差しの下で慣れない作業に真剣に取り組んでくれました。
何人かにお話を伺ってみたら皆さん想像もしていなかった作業だったようです。「ほだ木」という言葉も知らなかったと話してくれた参加者もいました。実は筆者もその一人で5年前に入会した時は榾木(ほだき)という漢字は読めず、意味も解りませんでした。
それでも皆さん、かなり楽しんで頂けたようです。自宅で育ててみますかと訊ねた所、お二人が自分で駒を打ち込んだ「ほだ木」を持って帰られました。通常、シイタケが出てくるのは2夏経過後と言われているので気の長い話ではあります。
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GO!GO!!フロンターレ1月17日 |
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1月17日