カワスイ川崎水族館(川崎区)は4月から、高等部や専門部、社会人向けの学部を施設内に新設する。未来の水族館や動物園を担う人材育成を目指す。運営する(株)MOFFの担当者は「テレビ番組などの影響で動物と関わる仕事は人気が高く、欠員が出にくい傾向にあった。しかし、コロナ禍や高齢化で退職者が増え、担い手不足の施設も多い」という。
新設される「カワスイ アクア&アニマルスクール」は、動物、水生生物の生態、繁殖や水族館・動物園の飼育員になるための知識、技術などを習得。同館創設者の坂野新也氏、IAPLC(世界水草レイアウトコンテスト)2年連続世界チャンピオンでカワスイアドバイザーの深田崇敬氏らが講師を務め、高卒資格の取得も可能となり、卒業後の進学や就職支援も行う。アニマルカフェを全国に展開する(株)MOFFの経営ノウハウを学び、開業を目指すコースも設ける。
これまでのレストランスペースを教室に整備するなどし対応。水族館・動物飼育専攻(高等部)、アクアリストコース専攻(専門部)アクアリストコース(社会人部)のみ今年4月に開学予定で、その他学部は25年4月の開学を目指す。
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