不定期連載 市民健康の森だより 第134回 ジャガイモの成長に欠かせぬ「芽カキ」について
3月7日に種芋を植え付けたジャガイモ、3週間ほどで芽を出し少しずつ大きくなります。6週間経過した4月18日に芽カキと呼ぶ余分な芽を取り除く作業を行いました。1週間前時点ではまだそこまで育っていないという判断で18日には芽カキをしないと決めましたがその後数日で大きく育ち、14日にやはり18日に芽カキと決め直しました。
ジャガイモは一つの種芋から6〜9本位の芽が出ます。この芽1本ずつがイモを作りますがそのままでは養分が分散し小さなイモになってしまいます。そこで芽カキを行い、3本の芽を残すわけです。このタイミングで追肥も行います。ジャガイモの周りに化成肥料を撒いてそれを隠すように周りから土を盛り上げます。土寄せです。これによって大きく成長したジャガイモに日光が当たる事を防ぎます。ジャガイモは日光に当たって変色した部分に毒素が含まれますのでイモに日が当たらないようにする為に土寄せが必要です。
近隣の園児もお手伝い
18日はまず10名程の会員が親子ジャガイモ掘りで使うジャガイモ畑で芽カキ、追肥、土寄せを行いました。10時になると近在の保育園から園長さんと保育士さんに引率されて8名の園児達が来てくれました。この子達は3月の種芋植付けを手伝ってくれた子ども達です。6月にはジャガイモ掘りを体験してもらいますが、自分たちが掘るイモは自分たちで植付けて芽カキなどお世話もしてもらうという算段です。園児達にも芽カキの意味を大人たちへと同じように説明してから実際にこの子達が植付けたジャガイモの芽カキをやってもらいました。保育士さんや会員に手助けしてもらいながらではありますが、皆、一生懸命に頑張ってくれました。これで6月のジャガイモ掘り体験により関心を持ってくれるのではないでしょうか。
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11月15日