川崎信用金庫の久地支店(川口潤支店長)が、詐欺の被害を未然に防いだとして5月23日、高津警察署は同支店に感謝状を贈呈。対応にあたった職員、田口英一さんが鈴木淳警察署長から感謝状を受け取った。
5月7日、現金30万円振込むため、同支店を訪れたのは、70代男性だった。高額現金であったことから、田口さんが理由を尋ねたところ、SNSを通じた知り合いから投資話しを聞いて振込を希望しているとのことだった。
不審に感じた田口さんは「詐欺だと確信を持ちつつも、万一、本当の話でお客様に不利益があっても良くないので、警察に判断を仰ぎ、協力してもらった」と振り返る。その後、署員が到着し、振込先名義などに不審な点が多く、総合的に詐欺だと判断。被害の阻止につながった。
鈴木署長は「投資絡みの詐欺が増加しているので、見逃さずに声をかけていただき感謝」とコメント。また、田口さんは「今後も防犯意識を高め、地域の安全に貢献したいと思います」と話している。
SNSのやり取りに注意
同署は「投資関連の詐欺は金額も多くなりやすい。SNS上のやり取りだけで話が進行している場合は特に、疑いを持って気を付けてほしい」としている。
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