数値でみる川崎と高津 No.111 シリーズ 急減?行政が引き取る犬猫たち みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
近年「子どもの数よりもペットの方が多い」と揶揄されていますが、実際の数は正確にはわかりません。犬については法律に基づく登録制度があり、川崎市内の登録数は約6万2千頭です。一般社団法人ペットフード協会が毎年行っている調査結果によると、猫の数は犬の1・3倍程度であり、市内の犬猫はザックリ14万頭程度と推測されます。
下記のグラフは、動物愛護センターで引き取った犬猫数の推移で、年々、犬猫ともに急減していることがわかります。その要因は、飼い主の飼育水準が向上したことや、愛護団体の譲渡会活動等によるものと思われます。犬猫たちにとっても住みよい地域社会になりつつあると言えるかもしれません。
他方で、所有者のいない犬猫への餌やり行為や多頭飼育崩壊問題、大規模災害発生時の飼育環境など、課題も少なくありません。人と動物が共生する地域社会を実現するためにも、市民に一番身近な行政である川崎市の役割は大きいと私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日