エアコンなど空調機の事業を行う(株)富士通ゼネラルの社員らが6月12日と13日、末長小学校で夏の快適な過ごし方について授業を行った。
「夏をすずしくさわやかに」をテーマにした家庭科の授業。6年生計5クラスが1クラスずつ、理科室で実験をしながら学んだ。同社は末長小の向かいに位置していることから近年毎年授業に協力。5年次には社会科見学も行われている。
当日は、温度と湿度のコントロールが快適さにつながっていることや、温かい空気と冷たい空気の動き方、効率的な換気の仕方について目で見て理解する実験を実施。クーラーボックスや水槽、ドライアイス等を使った実験に、児童たちは興味津々な様子で社員らの話しに耳を傾けた。
児童からの「扇風機がなければどうすればいいか」との質問には、「エアコンの吹出口をなるべく平行や上向きにし、風量を上げると部屋全体にいき渡る」と説明するなど、実験を通じ生活に役立つ知識を伝えていた。
授業は、同社の新入社員が担当。4月に入社した渋谷佳穂さんは「子どもたちの反応も良く、積極的に質問してくれ、お互いに楽しく学び合えた」と笑顔。参加した児童は「いつも家で換気するけど、対角にした方が全体が換気できると知ったので、やってみたいと思った」と語った。
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