女子学童野球の神奈川県選抜チーム「YAMAYURI」に、区内久末小学校の野村美結(みゆ)さんと、梶ヶ谷小学校の卜部未海(みう)さん(いずれも6年生)が選ばれた。チームは今月下旬に石川県で開幕する「NPBガールズトーナメント2024 全日本女子学童軟式野球大会」に出場する。
80人の中から合格
2人は宮前区の少女野球チーム「宮前クイーンズ」に所属。今年5月に行われたYAMAYURIのセレクションにチームの6年生で参加し、80人の中から合格者19人に選ばれた。県代表に選出されたことについて、2人はともに「代表になりたかったので嬉しかった」と笑顔で話す。野村さんは内野手として背番号5番、卜部さんは外野手として7番を背負う。
2歳上の兄の影響で本格的に野球を始めた野村さん。宮前クイーンズにはチームメイトに誘われ4年生で入団した。現在、平日は月曜以外の全てを練習に費やす。きつい練習もあるが仲間と協力して試合で勝つ事に野球の面白さを感じているという。守備には自信があり、父親と一緒に自主練習する事も。YAMAYURIで与えられた内野手は「好きなポジション」と笑顔を見せる。
卜部さんも3歳上の兄が野球をしている姿に憧れ、野球をスタート。いざ始めてみると「新しい挑戦がたくさんあった」と振り返る。
宮前クイーンズには3年生で所属。自身の特徴について「声が大きい盛り上げ役」と話す一方、「球は絶対に捕る」と守備への強い責任感も口にする。母親に協力してもらい、毎日朝晩とバッティングの自主練習もこなしているという。
「今年は優勝を」
全日本大会は7月27日(土)から8月1日(木)まで開催され、44都道府県から46チームが出場を予定する。2人は「昨年は3位だったので、今年は優勝を目指す」と意気込んでいる。
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