医療や福祉の場において、患者や利用者に日々携わる専門家らがタッグを組み、患者一人ひとりを包括的にケアする「多職種連携」。様々な職種が連携し、それぞれの専門性を発揮しながら職務にあたることで、よりスムーズで質の高いサービスを提供しようというこの取り組みが、高津区内でも始まりつつある。
まず区内三者が合意
これは区内で医療を手掛けている「オーキッドJOYデンタルクリニック」(齋藤大輔院長)と「椿クリニック」(野中勇志院長)、さらに介護・看護サービスを展開する「有限会社 七樹」(武笠太朗代表)の三者などが先頃この連携に合意したもの。互いに「顔の見える関係」の下、意思疎通を図りながら情報共有や研修などを行い、患者の課題解決に向けた適切な支援や効果的な治療などを実施する。また「今後は看護師、理学療法士などの医療従事者、ケアマネジャーや介護職などの介護従事者、さらには地域の民生委員など、領域が異なる職種の方が意見を交換し患者や利用者を支援できる場にしていければ」といった方針を打ち出している。
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