不定期連載 市民健康の森だより 第154回 残暑の中での「9月度菜園体験教室」について
今年の夏は本当に異常な暑さです。9月19日は秋のお彼岸の入りだというのに真夏以上の蒸し暑さでした。それでも今年の菜園体験教室受講生の皆さんは熱心に参加して頂けます。今回も8名参加、受入れ側も力が入ります。
今回の主作業は青首大根の種蒔きです。何度かご紹介しているように私たちが育てる大根は11月30日に予定している「親子大根抜き体験」で区民の親子に楽しんでもらえるイベントで使用する大根です。菜園体験教室と親子で楽しむ野菜収穫体験シリーズのイベントを上手く連携させています。
「大根畑は10回耕せ!」と園農部会長が力説
大根は畑の準備が大切です。今回、講義部分を受け持った園農部会長の説明です。『大根畑は種まき前に10回耕せと言われています。小石や土の塊があると成長しようとする大根の妨げとなり二股に割れたりします。今回、10回は耕していませんが4週間前にまず苦土石灰を入れて耕しています。これで土をアルカリ性に戻しています。3週間前には鶏糞などの有機肥料を入れて耕し、2週間前には土に栄養を与える化成肥料を入れて耕しました。先週は大根用に少し高い畝を作り、マルチ張りまで終わっています。』
これらの準備は私たちの会員によって実施されました。受講生の皆さんには用意された畝にまずシャベルで30cm程の深さに穴を掘り、底に防虫剤を入れてから土を戻し、種を並べた上に土を被せてもらいました。たっぷり水を施すのも大事です。最後に畝全体を防虫ネットで覆って終了です。
畑の準備を行ったのはほとんどが以前、菜園体験教室を受講しそれを切っ掛けに会員になった皆さんです。私たちにとって各種体験教室は会員獲得の主な手段にもなっています。今回参加頂いている受講生の皆さんへも来月の最終回では入会のお誘いをするつもりです。
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11月15日