地元の有志などで構成される「高津青年会議親睦会」が10月16日、区内の小学生を招き探検企画を主催した。「高津の町、再発見」をテーマに普段はなかなかに見ることのできない、区内施設などに足を踏み入れるこの企画。今年はいかに?
鈴木宮司がガイドに
この催しは、大山街道ふるさと館で活動する「子ども探検クラブ」のメンバーに「学びの場」を提供しようと毎年この時期に実施されているもの。この日参加した約15人のメンバーは、大山街道沿いにある「溝口神社」を訪問。川崎の祈願所として多くの人々が参拝に訪れる同所の鈴木敬一宮司がガイド役を務める中、本殿内での参拝に神妙な面持ちで臨んでいた。鈴木宮司からは「神様とは?」などといった講話があり、参加した子ども達は神社信仰などについて関心を寄せていた。また例大祭で渡御される神輿や、樹齢500年以上の「長寿けやき」などについても解説を受け、その一つひとつのエピソードに興味津々といった様子。貴重な機会に目を輝かせていた。
この取り組みはこれまでにも川崎信用金庫や区役所、JR溝ノ口駅、ムサシボウル、高津警察署で行われており、同会では「これからも子ども達が高津区の魅力を知り、より深く愛着を持ってもらえるよう(探検企画を)継続していければ」と抱負を話していた。
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