神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2024年11月8日 エリアトップへ

溝ノ口劇場の副支配人と俳優、会社員とマルチな活躍をみせる 三上 マナさん 高津区在住 

公開:2024年11月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
三上 マナさん

「自分が主役」の舞台、目指し

 ○…元々は三重県のホテルで働きながら、漠然と役者になることに憧れを抱くひとりの女性。それがある時「一度の人生、やりたいことをやろう」と一念発起し上京。声優の専門学校や養成所で懸命に俳優となるためのステップアップを重ね昨年夏、溝ノ口劇場での初舞台に漕ぎつけた。

 ○…さらに、その演技力のみならず人間性をも認められ、同劇場の支配人からスタッフのスカウトを受けることに。今年に入ってからは「副支配人」として、劇場運営を裏方として支える一方、フリーの役者としても活躍。さらに平日は都内で事務職の会社員として勤める二刀流を超えたマルチな活躍ぶりをみせる。

 ○…周りから「いつ寝ているの?」と尋ねられることもある多忙な日々も「働くことが好き。趣味、生きがいですかね」と笑顔で話す。副支配人に就いてからは劇場の近くに居を構え、会社勤務時以外では劇場利用客からの相談対応や、時には舞台演出のサポートなども手掛ける。俳優業との兼ね合いについても「劇場運営を裏方として学ぶことで(役者として)表舞台に立つだけでは見えないような貴重な経験をさせてもらっています」としみじみ語る。一つの舞台やステージを成功に導くために、多くの人が携わっていることを知ったことで「俳優として、厚みのようなものが出せるようになりつつある」という実感が持てるまでになったのだという。

 ○…将来は「明確に自分が主役」と胸を張れるような舞台への出演が目標。間近に迫った朗読劇の公演は、こうした成長ぶりを存分に発揮する格好の舞台。今後に向け重要な試金石ともなるだけに、裏方の経験を生かし「周りの人と一緒に舞台に立っている」という感覚を身に付けた今、その演技は衆目を集める―。

高津区版の人物風土記最新6

細埜 隆己さん

川崎酒販協同組合の理事長を務める

細埜 隆己さん

多摩区在住 74歳

11月15日

三上 マナさん

溝ノ口劇場の副支配人と俳優、会社員とマルチな活躍をみせる

三上 マナさん

高津区在住 

11月8日

五十嵐 公太さん

元JUDY AND MARY(ジュディ・アンド・マリー)のドラマーで、溝口駅前でのステージ設置プロジェクトに奔走する

五十嵐 公太さん

高津区在住 61歳

11月1日

薄(すすき) 典子さん

川崎市北部身体障害者福祉会館の催し「北身館フェスティバル」の実行委員長を務める

薄(すすき) 典子さん

下作延在住 69歳

10月25日

橋本 大地さん

大日本プロレスの看板レスラーの一人として活躍する

橋本 大地さん

麻生区在住 32歳

10月18日

舩山 範雄さん

(公財)川崎市国際交流協会の会長を務める

舩山 範雄さん

中原区在勤 67歳

10月11日

意見広告・議会報告政治の村

  • 「くにこ」の県庁見聞録

    小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載260回

    「くにこ」の県庁見聞録

    信念を貫ぬく

    11月8日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook