区内溝口に本社を構え、260年もの歴史を誇る老舗薬局「灰吹屋」(鈴木孝寛代表取締役)が、健康を追求した新しい業態のドラッグストアを開店した。価格や利便性のみならず自律的なセルフメディケーションをも推進しようというこの店舗。その、詳細は―。
11月11日、東急田園都市線宮前平駅そばにプレオープンした「ベジタブルドラッグストア」の目玉商品は、同社の野菜ソムリエが厳選した「採れたての川崎市内産の健康野菜」。販売部長の石川学さんは「おいしいだけでなく、栄養価が最も高い状態で契約農家から直接、仕入れています」と話す。また、菓子やスナック類には無添加の商品を取り揃えるなど、食品、化粧品、医療品、日用品の品揃えにもこだわり、灰吹屋の伝統を生かし「からだに良い」と判断した商品を中心に陳列。自然派やオーガニック商品等を強化し「個々の利用客の健康に寄り添い、予防からセルフメディケーションまで幅広くサポートすること」を標榜している。
「地域の健康パートナー」に
またこの店舗には、一般用医療品を扱う登録販売者のほか、前出の野菜ソムエ、管理栄養士もいるため、日々の食事や健康に関する各種相談に対応可。「地域の健康パートナーとして活用して頂ければ」と石川さん。こうした新業態のドラッグストアは今後、高津区をはじめ、各所に展開していく構想もあるという。
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