不定期連載 市民健康の森だより 第164回 「花苗植え込み」について
公園に「花壇」は付き物です。季節ごとに咲く花は来園者に癒しを与えるでしょう。私たちが整備を担当している春日台公園では私たち会員が大切に花壇を作り、花を育てています。
春日台公園はこの地が「高津区市民健康の森」として2001年に指定された後、行政とともに健康の森を育てる会会員が整備を進めたと聞いています。当初は荒れ地で竹や葛が生い茂り粗大ごみの山だったそうです。最初の数年間は粗大ごみの片づけ、竹や木の間伐、石拾いが続いたそうです。公園として整備され公開されたのが2008年、健康の森がコンセプトなのでブランコ滑り台などの遊具はなく、野球グランドと広場、公園を一周する遊歩道と周辺斜面には森を残しているのが特徴です。
花壇は公園公開後に私たちが手作りで少しずつ増やしました。グラウンドのネットの脇や第三京浜側フェンスの前など限られた場所を活用しています。花苗は予算の制約があり、あまり買えませんが道路公園センターや公園緑地協会から提供頂ける場合がありありがたい限りです。
近隣の園児が「お手伝い」
ここに今年は川崎市制100周年記念事業で高原環境財団様から助成金を頂けることになり花苗を沢山購入しました。助成の条件は『自然環境の保全と改善について、地域の子供たちの意識向上を図ること』となっているので、お付き合いのある近在の保育園に声をかけ、11月27日に園児たちに来てもらいました。
保育園から春日台まで少し距離があり園児の足では30分位掛かるようです。ピクニックを兼ねて来てくれて一人ずつ苗を植えてくれました。当日は素晴らしい秋晴れとなり、子供たちは苗植えの後は外遊びを満喫したようです。翌日には園長さんから「子ども達は今後お花を見に行くことがより楽しみとなりました。」とメールを頂きました。
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GO!GO!!フロンターレ12月6日 |
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GO!GO!!フロンターレ11月29日 |
12月6日