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税理士・FPの高橋さんが解説「税金と社会保険の知識」について お金のはなし
Q.前回触れた「103万円の壁」がいよいよ国会で審議入りしました。
この紙面が発行されている段階でどこまで話が煮詰まっているのかわかりませんが、配偶者控除や扶養控除の対象とできる年収が引き上げられることは決まりました。その開始時期も議論されています。また103万円という所得税での規定が話題の中心となっていますが「106万円・130万円」という社会保険側での制限についても検討されています。
Q.色々な話が一気に出てきて、理解するのが難しいですね。
本当にそう思います。また今回の議論では特に触れられていませんが、対象親族の働き方によっても考え方は大きく異なります。店舗や企業に雇用される場合、給与として課税が行われます。一方で最近すっかり普及した食事の宅配業等は、給与ではなく規模の小さな自営業者に該当します。「103万円の壁」と呼ばれているものは、配偶者や扶養親族が給与を得ていることを前提にしています。自営業者の場合、売上だけでなく経費側も影響するため、より細かな配慮が必要です。
Q.そんな違いがあるとは知りませんでした…。
最近は働き方も多様化し、世帯主、扶養親族含めて副業(複業)することも珍しくなくなってきました。それに応じて、税制や社会保険の取り扱いも複雑化してきます。残念ながら、税金や社会保険では「知らない方が悪い」というのが常識です。最低限の正しい知識を身に付け、家族内で情報共有を進めましょう。
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12月20日