12月6日から2日間、高津区にある久末小学校アリーナで「第108回久末農産物品評会」が開催された。主催はJAセレサ川崎久末支部。
今年で108回目
この品評会は、地域農業の発展や技術の研鑚、観覧や販売を通じて地域住民との交流を深める場として長年親しまれているもの。その歴史は古く、1916年12月に始まり戦争や災害、さらにはコロナ禍を乗り越え、一度も中止されることなく続けられており、今年は5年ぶりに同支部ゆかりの久末小学校での開催が実現。地元農家18軒から128点の農産物が出品され、厳正な審査の末、最高賞に相当する「川崎市長賞」には森清行さんのブロッコリーが選ばれた。森さんは「近年の気候変動に対応し、防除等の日々の管理を徹底した結果だと思う。今後も地域の皆さまに喜んでもらえる農産物作りに励んでいければ」などと喜びを語っていた。
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