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意見広告・議会報告

市政報告 医療的ケアが必要な方・家族のレスパイト支援が強化 公明党川崎市議会議員団 平山こうじ

公開:2025年3月21日

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医療的ケアが必要な方・家族のレスパイト支援が強化

 令和7年度の川崎市予算に係る、予算審査特別委員会での質疑等を一部抜粋して紹介します。

♦あんしん見守り一時

入院事業

 令和5年度に医療的ケア児・者を対象に追加し、利用日数が従前の6倍、想定を超える2倍の利用に至り、安全な受入体制の確保のため、評価加算を創設するもの。

♦障害者・児ショート

ステイ事業運営費補助金

 令和5年12月の一般質問で課題を共有後、稼働床数の増加を図る補助金を創設するもの。

問:短期入所体験待ちの実態や解消に向けた効果、緊急時の受入に対する見解を伺う。

答:体験待ちが50名程度と把握。一定のレスパイトニーズに対応すると共に、体験待ちの期間短縮を見込む。緊急時の受入も、これまでよりも円滑になると考える。(健康福祉局長)

♦医療的ケア児等支援

体制整備事業費

 福祉施設で医療的ケア者の短期入所利用を可能とする試行モデル事業。

問:事業実施に至る背景を伺う。

答:利用者が胃ろうへの投薬等の医療的ケアが必要となり、入所を継続利用出来ない事態が確認された。指定上、看護師が配置されない福祉型において、訪問看護ステーションがケアを実施することで継続利用が可能になる。(健康福祉局長)

要望:個別の障がい特性や変化に対応できる「訪問看護ステーションと連携強化」の取組みは、「福祉型と医療型」を包含する様々な可能性を秘める手法。既にレスパイトサービス補助事業として、看護師が自宅訪問する在宅サービスの形態もあり、然るべき環境が整った施設も含めて事業領域の拡大が志向できる。今後は、動ける医療的ケア児を含め、現にレスパイトケアが行き届かない家族等へ希望を灯す取組みの検討を。

◇  ◇  ◇

 また、創設される「アピアランスケア助成制度」で、帽子付きウィッグも対象とする事や、申請に係る負担軽減を図り、専用のホームページ等を開設して分かり易く丁寧な情報提供を行うことを明らかにしました。

 今後は、特に小児への特別な配慮を行うことに鑑み、更なる心理的負担を強いられる「がんの再発」や「異なるがんに罹患する」等のケースを検討課題として取り扱うべきと意見しています。

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