不定期連載 市民健康の森だより 第177回 今年度最後の「炭焼き」を実施しました
3月7日号の当欄でもお伝えした通り、16日に今年度最後の炭焼きを行いました。今回は丸竹の中に一回り細い竹を入れ子にして、さらにその中の一部に梅の剪定枝も入れて焼きました。通常の竹材と比べると少し隙間が出る分でしょうか、94kgといつもより1割ほど重さは減りました。その影響があったかは定かではありませんが、いつもより温度の上り方が早く、少し早めに火を止めた所、今度は急に温度が下がったため再度薪を入れ直して炭焼きを続けました。
このような苦労をした翌週の窯出し、うまく焼けているか緊張の蓋開けでした。結果は少し焼けすぎた感じで太い丸竹は残念ながら形は残っていませんでした。それでも入れ子にした細目の丸竹は上手く焼けたものがあり大成功とは言えませんが失敗でもありません。炭部会メンバーは取り出して直ぐに次の機会にどうやれば太い丸竹の形状を残して炭にするか色々と考察を始めていました。試行を続ければやがて大成功の日が来るでしょう。
梅の剪定枝も炭に焼き上がっていました。今回取り出した炭は全部で14kgほどでしたが、500gが梅炭でした。これで炭焼き教室の際に花炭焼きの要領で焼いた松ぼっくり炭と合わせて「松竹梅の炭」が出来上がりました。
松竹梅の縁起にあやかり「招運来福の炭」とネーミング
炭部会ではインテリア材として色々と活用するつもりのようです。まずはいつもお世話になっている区役所橘出張所の共用スペースに飾ってもらえるような作品を考えることになるでしょう。今までも区役所やJAなどお世話になっている所へは竹炭をポットに入れて寄贈、トイレの洗面台に置き、消臭剤を兼ねた置物として使ってもらっています。
今回は松竹梅の炭なので「招運来福の炭」と名付けてイベント出店時に松竹梅炭として売り出す構想もあります。皆で思い巡らす事を楽しんでいるようです。
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GO!GO!!フロンターレ3月21日 |
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3月28日