高津区在住のマジシャンたかお晃市さん=人物風土記で紹介=が3月15日、麻生区の新百合トウェンティワンホールで地域の子どもたちと企画したオリジナルマジックショー「イリュージョンキッズ:未来を動かす魔法のチカラ」を開いた。
当日は、魔法学校の先生役に扮するたかおさんの号令のもと、生徒役の子どもたちがハンカチからステッキを取り出す手品や、空箱から道具や人を出現させる手品などに挑戦していった。
たかおさんは「大変な練習にも諦めず、本番までよく頑張ってくれた」と称賛している。
挑戦続けた過去
全国でマジックショーを実施し、大型テーマパークのイベント演出なども手掛けるたかおさん。公演や私生活で子どもたちと触れ合う中「最近、失敗を極端に恐れる人が増えている」と感じていたという。
「自分は子どものころからさまざまな挑戦を続けてきた。同時に多くの失敗をしてきたが、今はそれが成功への道筋となっている」と話し、挑戦や成功を体験する機会をマジックを通して作ろうと今回の試みを企画した。公演に向けては、地域から集まった約10人の子どもたちとショーの設定や当日披露する手品などを相談していった。
「うまくいかず、途中で諦めかけた子もいました」とたかおさん。「何度も練習して道具と仲良くすれば上手くなるよ」とアドバイスしながら一丸となって準備に励んだ結果、公演の成功に結び付けた。
たかおさんは「今回の経験を糧にして、将来さまざまなことにチャレンジしてほしい」と子どもたちへエールを送る。
![]() 何もない箱から人を出現させる手品など披露された
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