レクで自然体験 川崎めぐみ幼稚園で
自然体験などを通じて子どもたちの健全な育成を促進しようと、久末にある川崎めぐみ幼稚園(鈴木健之園長)は12日、同園近隣にある「めぐみの森」でレクリエーションを実施した。
この日は、日本レクリエーション協会のレクリエーションコーディネーター・土屋勝さんと、同協会公認インストラクターで総合型あそべーる大沼クラブ代表の小林尚子さんが初参加。土屋さんは、動物当てクイズで園児らの注目を集めた。イラストを使い、さまざまな生き物の身体的特徴や生態、生息地などを紹介し「何の動物か分かるかな」。子どもたちは元気な声で次々と答えていた。
また、落ち葉や木の枝などを紙のボードに貼り付け「同じ物を(めぐみの森の中で)探してみよう」。園児たちは、木々や足元の土に目を凝らしたり、場内を歩き回ったりしながら楽しんでいた。
小林さんはCDプレーヤーを使い、音楽に合わせた体操で子どもたちと交流。軽快なリズムに乗り、両手を高く上げたり、皆で跳ねたりする体操を通じて、体を使ったレクリエーションを行った。また、二人一組で新聞紙を広げ、紙の上に乗せたボールをリレー形式で運ぶゲームも実施。園児たちは笑顔で場内を駆け回り、一生懸命にボールを運んでいた。
同協会は自然体験学習などの指導者育成や、レクリエーションを通じた地域の活性化などを目的にした文部科学省の認可団体。全国に公認指導者を持ち、レクリエーションによる啓発活動や、幅広い年齢層の健康や生きがいづくりへの貢献事業など、さまざまな活動を続けている。
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