数値でみる川崎と高津No.13 シリーズ 急増する保育所入所希望者 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
川崎市を含め都市部に共通する課題の一つに、保育所待機児童の問題があります。本市ではここ数年の取組によって、昨年4月に初めて待機児童数ゼロを達成できました。今年の4月には、待機児童が本市全体で6名出てしまいましたが、それでも高津区をはじめ6つの行政区では引き続き待機児童数はゼロでしたので、一定の評価ができると思います。
2004年に保育所に入所を希望した子どもの数は1万2916人でしたが、2016年には2万7576人に達しています。この間、子どもの数は7%しか増えていないにもかかわらず、入所を希望する子どもの数は実に114%も増えています。これは、入所を希望する子どもの割合が、16・9%から33・7%へと倍増しているからです。
つまり、待機児童対策には、認可保育園の整備とともに、家庭で養育されている子どもたち等への支援が極めて重要であることを示しています。
ほりぞえ 健
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