高津区では、子どもたちの防災意識向上を目的に、自宅周辺の地図を使って災害時の身近な危険箇所などを学ぶ「マイ減災マップ」づくりを昨年度から行っている。
今年は7月に下作延小学校で実施され、4年生児童72人が参加。県内で防災・減災の講座を行う「減災アトリエ」の鈴木光さんが、過去の震災の映像などを見ながら災害が起きたら街がどうなってしまうのか、自分や家族がどう行動すべきかを解説。そして、自分たちの住んでいる地域に話を進め、この地域で地盤が弱い場所はどこか、多摩川が氾濫したらどこまで浸水するかなど実際の地図に書き込みながら学んでいった。
地震だけでなく水害や土砂災害などそれぞれの危険箇所を学んだ児童からは「休みの日に作った地図を持って家の周りを歩いてみたい」といった声が聞かれた。
高津区では、今後もこの取組みをすすめ、区全体の防災意識向上につなげていきたいとしている。
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