数値でみる川崎と高津No.48 シリーズ 平成時代〜失われた30年? みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
平成時代は、経済的に『停滞した30年間』と言われています。川崎市民の生活はどうだったでしょうか。
下記のグラフは、勤労者の実収入と消費支出を比較したものです。平成29年の実収入月額は、昭和63年の約52万9千円から5%増えているものの、消費支出は逆に、わずかですが減っています。市内の消費者物価の上昇を考えると、実質的な消費支出は15%も減っています。
しかも、これは勤労者世帯の平均値です。この間、現役世代の割合が減り、所得格差も拡大しています。つまり、現在の状況は、より深刻であると言えます。
いまだ人口が増え続けている川崎市においてすら、市民の生活に余裕がなくなりつつあります。この『不都合な事実』を直視する。その上で、『すべての市民が安心して、誇りをもって住み続けられる川崎市』を、どう実現していくのかが問われていると、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日