数値でみる川崎と高津No.49 シリーズ 「10年で5倍に急増?」児童虐待相談・通告件数 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
先週、登戸で起きた悲惨な事件は、私たちの日常生活が「微妙なバランス」の上に成り立っていることを、改めて示しました。今後も、地域の見守り活動などの強化は当然必要です。しかし、そうした「直接的な対応」だけでは、事件の再発を防ぐことは難しいことも明らかです。
私たちの社会には多くの課題が残っています。それらに一つ一つ丁寧に対応していくことの積み重ねでしか、問題は解決できないと思います。
下のグラフは、本市における児童虐待相談・通告件数の推移です。児童虐待に対する意識の変化もあるため単純には比較できませんが、それでも「10年間で5倍に急増」している状況は、重大であると言わざるをえません。地域における子育て支援の充実強化をはじめ、川崎市としての取り組みを抜本的に強化していかなければならないと、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日