近年、市内の小学校などでは子ども達が主体となりジャンルを問わず様々な事柄を深堀する「総合的な学習の時間」が設けられている。「ネパールの貧困地域に井戸のポンプを贈りたい」と、エコバックの制作や販売を行っている橘小学校の例などもその一つ(本紙11月6日号・既報)。そんな中、下作延小学校(棟居謙校長)の5年生は11月4日、市立緑ヶ丘霊園の谷戸地の木の間伐作業を行った。環境問題への意識を高めようと実施されたこの取り組み、詳細は―?
地域NPO団体の協力も
同校5年生は総合的な学習の時間で地球温暖化をテーマに学んでいる。学習を進めるうちに、緑を増やすことで温暖化を防止できるとわかり、児童らは自分たちにできることを考えた。学習を進めるうちに、間伐作業により森が再生されることを知り、区の協力により実際に作業を行うことになったという。
児童らはNPO法人鶴見川流域ネットワーキングの指導を受けながら間伐に挑戦。使い慣れないのこぎりを手に、丁寧に作業した。学年主任の酒井尚之教諭は「子どもたちは大変そうだったが、楽しそうに取り組んでいた。環境に対する意識も身についてきたように思える」と話した。
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