数値でみる川崎と高津 No.68 シリーズ 300人に一人が感染徹底的なコロナ対策を みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
新たな年を迎えましたが、いまだ「第3波」は拡がり続けています。新型コロナウイルス感染症は、多くの方が軽症や無症状で済む一方、わずか数日のうちに重篤化してしまう方もいます。とくに、高齢者や持病を持っている方はリスクが高いため、これらの方々の感染防止策は極めて重要です。
下記のグラフは、川崎市における年代別の感染率と死亡率を示したものです。本市においても、死亡率は80歳以上で急激に高まることがわかります。しかし、注目してほしいのは、一人当たりの感染率は、どの年代でも大きな差はないということです。確かに20歳代ではやや高くなっていますが、重症化リスクの高い80歳以上の方々と、79歳以下の方々の感染率を比べると、どちらも約0.3%、つまり300人に1人がすでに感染している(感染した)、ということになります。現役世代も高齢者世代も、同じように感染が広がっているということであり、こうした傾向は、全国的にも同じです。
残念ながら、リスクの高い方々の感染を重点的に防ぐという施策は、結果的にうまく機能していません。本市としても、改めて徹底的な抑制策をとらなければならないと、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月22日
11月15日