宇奈根付近の多摩川で昨年6月に釣れ、二ヶ領せせらぎ館(多摩区)の水槽で展示されてきた黄金色のナマズ。市が11月から公募した名前がこのほど選定され、「たまずん」に決まった。
「多くの人から親しまれる名前」等を条件に1046件の応募があり、同館運営団体と「川崎市水たまキッズ」の小学5年生が審査。市立東菅小3年の工藤杏珠さんほか39人が名付けた「たまずん」に最高順位が付いた。2月23日に表彰を受けた工藤さんは「多摩川とナマズを組み合わせた。『ん』が付いていた方がかわいい」と笑顔。ナマズを同館に寄贈した川崎河川漁業協同組合の竹仲密昭組合長は「小さくて黄色いナマズはいるが、ここまで育つのは珍しい」と話していた。
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