高津区子ども会連合会橘地区の会長を務める 佐藤 健一さん 千年新町在住 63歳
「大人と関われる場」大切に
○…生まれ育ちも千年新町。自身も小学生時代に楽しい時間を沢山過ごし、後に親となり、今度は息子の成長を見守る場として「子ども会」と共に歩んできた。「今の子ども達には楽しい事がいっぱいある。けれど子ども会には、親のみならず、親以外の大人とも関わりの持てる場などとして、まだまだ役割があると思いますよ」と、その大切さを説く。
○…息子の活動に寄り添った事がキッカケとなり参画するようになり、今年で26年。「当時は各町内会ごとに野球チームがあり、大会も盛り上がりましたね」と回顧。当時、あまり乗り気でなかった息子は、親の手引きでそのチームに入り、すっかりのめり込んだのだとか。「高校野球を経て、今も草野球でプレーしているんですよ」と語る表情からは、子ども会を一つのフックに、息子に対して後の人生に良い影響を及ぼす程の経験を積ませてあげる事ができたという、安堵にも似た満足感が漂っていた。
○…橘地区の子ども会のリーダーとなり、まだ日は浅いものの、組織の重責を長年担い、その実績も十分といった様子。コロナ禍の活動には細心の注意を払いつつ、昨年暮れには「バトミントン大会」を2年ぶりに復活させるなど、その手腕を発揮する。橘地区の一大行事「ザ・北風っ子」(子ども達が作る遊びの広場)についても、今年2月の開催は取り止めたものの「モチベーションを下げず(再開に向けて)頑張っていきたいですね」と前向きに話す。
○…組織の概要や活動のあらましをより知ってもらおうと、案内チラシを作成したものその想いの一端。子ども会の発展を願い、厳しい状況下でも懸命に光明を見出そうとする姿は、これからも多くの人の心を動かす原動力になるに違いない。
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11月22日
11月15日