数値でみる川崎と高津 No.86 シリーズ 犯罪は増えている? みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
意外に感じられる方も多いと思いますが、全国で発生する犯罪件数は2002年をピークに減少し続けています。本市においても傾向は同じで、3万件だった刑法犯認知件数が、昨年は6千件を下回り、20年間で1/5以下に減りました。殺人や強盗、放火などの凶悪犯についても概ね同様で、私たちが日常生活の中で犯罪に遭遇するリスクは大きく減少したことになります。
他方で、ある日突然、犯罪に巻き込まれてしまった被害者等は、直接的・間接的な被害に苦しむことも多く、本市でも相談窓口を設置してきました。さらに昨年12月には、犯罪の被害にあわれた市民への支援を抜本的に強化するために「川崎市犯罪被害者等支援条例」を制定し、見舞金の支給や生活支援、カウンセリングによる心理的ケアなどの包括的な支援が始まりました。
まだまだ課題も少なくありませんが、着実に取り組みを進め、被害者にしっかりと寄り添った施策運営が求められています。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日