西高津中学校の生徒たちが、小学生の時に使っていたランドセルをアフガニスタン寄贈する「想い出ランドセルギフト」が5月15日に行われた。
「途上国の子どもたちが安心して勉学に励めるように」との思いでスタートしたこの企画は、今年6回目。例年NGO団体「ジョイセフ」と、同中学校の「おやじの会」「生徒会」が協力して実施されている。
当日は、同校の1年生がつい数か月前まで背負っていたランドセルが次々と集まり、その数は66個。また単にランドセルを寄贈するだけでは無く、アフガニスタンの実情について知ってもらおうとパネル展示なども行われ、ボランティア意識醸成などにも結び付けていた。西高津中おやじの会の清田敦史副会長は「多様性が重要視される中、子どもたちが日本以外のことを考えるきっかけの一つになれば」と実施の意義を説明。ランドセルを1つ寄贈するために、1800円の輸送費が必要となるが、それを厭わずに協力してくれる人に感謝の意を述べながら「来年以降も続けていければ」と話していた。
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