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高津区版 公開:2022年7月8日 エリアトップへ

溝ノ口劇場 地元エンタメ支え5周年 「無料利用企画」で門戸拡大

文化

公開:2022年7月8日

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高津区内外の文化醸成に広く貢献
高津区内外の文化醸成に広く貢献

 地元のカルチャー創造拠点として、様々な話題を提供する「溝ノ口劇場」(重岡俊行オーナー)がこのほどオープンから5年を迎えた。同劇場では、これまでの愛顧に感謝の意を込めて会場利用費が無料となる抽選会を実施。利用増へ向け門戸拡大を図っている。

 溝の口駅にほど近い「溝ノ口劇場」は、収容人数約100人。音響や照明、可変式のステージなどプロのアーティストの公演にも十分対応できる仕様を持ちながらも、大きすぎず多目的に使える利便性の高さを利点に地域で浸透。神奈川県演劇連盟所属のミュージカル団体「M PinK」がホームとして定期公演やライブを行うほか、バンドや弾き語りの音楽イベントなども盛んに行われてきた。またクラシックコンサートから落語会に至るまで、多彩な演目披露にも対応し、幅広いジャンルのファンを魅了。「溝口にはこういった場所がなかったから嬉しい」といった声が催しの都度、聞かれてきた。

利用の幅、多岐に

 劇場オーナーを務める重岡俊行さんはオープン当初から「この場所が多くの方々に愛され、街全体に貢献できるようにしていければ」と話しており、地域住民向けのコンサートや演劇、ダンス、カラオケ大会などを数多く企画。2020年1月には近隣の西高津中学校の卒業生が成人式の後、同窓会会場として利用し、旧交を温める場を提供。さらに同年秋には、障がいを持つ人が自信や社会との接点をより多く持つ事などを目的とした「リズムワークショップ」の一環としてステージを利用する事を快諾。プロ仕様の晴れ舞台で懸命にダンスパフォーマンスを披露する姿が、関係者の間で好評を博した。

会場費が無料に

 コロナ禍にあっても地元のエンターテイメントを応援すべく、ご当地アイドル「川崎純情小町☆」のコンサートをリモート配信するなど「ミゾゲキ」の愛称で親しまれ続けている同劇場。オープン5周年企画として「会場費無料抽選会」を行う。これは音楽ライブやイベントでの利用の場合は「1日無料」、演劇やミュージカルでの利用の場合は「土日料金のみで1週間利用可能」になるというもの。希望者の中に市内在住、在勤者がいれば応募可。利用日は当選後に調整の上、決定する(詳細は右上二次元コード参照)。重岡さんは「当劇場を多くの方に知って頂き、より多くのエンターテイメントを届けていければ」と実施主旨を説明している。

障がいを抱える人にプロ仕様のステージを提供(2020年11月)
障がいを抱える人にプロ仕様のステージを提供(2020年11月)
音楽(上)と演劇(下)それぞれの会場費無料抽選会に関する案内 二次元コード
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