数値でみる川崎と高津 No.90 シリーズ 「季節性インフルエンザ」今年も流行しない? みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
新型コロナウィルス感染症が拡がるとともに、本市においても季節性インフルエンザの罹患者数は急減しています。
下記のグラフは、指定されている定点医療機関におけるインフルエンザ罹患者数の推移です。これを見ると、確かに2020年3月以降は激減しており、ほとんど発生していません。おそらく、マスクや三密回避などのコロナ対策が、インフルエンザ対策としても有効なのだと思われます。
他方で、南半球にあるオーストラリアでは、冬を迎えた5月以降、3年ぶりにインフルエンザが大流行しています。このことは、北半球にある日本においても新型コロナと季節性インフルエンザが同時に流行する危険性があることを示しています。特に過去2シーズンにわたりインフルエンザがまん延しなかったことで、逆に感染拡大に拍車がかかると危惧する専門家も少なくありません。
川崎市としても、新型コロナとインフルエンザが同時に流行することを想定し、重症化や合併症の予防効果が認められているインフルエンザ予防接種の推進など、しっかりとした取り組みを進めていかなければならないと、私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日