数値でみる川崎と高津 No.92 シリーズ 不登校児童生徒数が急増? みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
全国的に小中学校の不登校児童生徒数が増えています。本市でも同様の傾向であることが、川崎市教育委員会から示されました。
下記のグラフは、小中学校における不登校児童生徒数の推移です。この間、児童生徒数全体は微増であるのに対し、不登校児童生徒数は急増しています。特に小学校においては、2017年度の430名が2021年度には947名へと、2倍以上にも増えています。
不登校の要因としては、小中学校とも「本人の無気力、不安」が全体の3分の2以上を占めていますが、言い換えれば、具体的な要因がわからないケースが極めて多いということだと思われます。
他方で、教職員の過重労働はなかなか改善できておらず、結果的に児童生徒一人ひとりに向き合う時間が十分とれていないことが危惧されます。また、教育スタイルのあり方についても、フリースクールをはじめとする多様な学びの場を増やしていくことは、現実的な課題として取り組んでいかなければなりません。
少子化が進む中、次世代を担う子どもたちへの「投資」を抜本的に強化しなければならないと、私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日