高津警察署は1月10日、JR武蔵溝ノ口駅で「110番の日」の啓蒙活動を行った。
会場ではこの日「一日警察官」として委嘱を受けた洗足学園音楽大のミュージカルコースの学生10人がステージに登壇。警察官や主婦、犯人役などを演じ、110番の適切な通報と特殊詐欺の注意を喚起。またこのミュージカルの中では「急を要さない警察への相談は、警察庁総合相談センター『#9110』の利用を」などと呼び掛けた。
高津警察署と同大は2017年から連携し、こうしたミュージカルでのPR活動は3年ぶり。熱演をみせた2年生の三木理紗子さんは「緊張もありましたが、多くの方が足を止めて楽しんで下さり嬉しかったです」と笑みを浮かべていた。さらに催しの中では、昨年より連携を深めている玉川警察署と共に注意喚起を記したチラシも配布なども行われた。
昨年の110番の件数は1万6276件と1日平均44件、一昨年は、1万2814件と1日平均35件と増加。被害届を受理した特殊詐欺の件数は、一昨年に比べて昨年は10件減少の33件だった。 警察関係者は、「手口が多い特殊詐欺は、増加も視野に入れていたが、区民の協力もあり減少傾向。1件でも減らしていければ」と語った。
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