数値でみる川崎と高津 No.95 シリーズ もうコロナは怖くない? みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
新型コロナウイルス感染症は、現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行することが閣議決定されました。このことの評価は分かれますが、街中の雰囲気もコロナ禍前に徐々に戻っている気がします。他方で、医療現場ではひっ迫状況が続いており、救急搬送件数も高止まりしています。医療従事者の「危機感」が、街中では共有されていないことに危惧を感じるところです。
下記のグラフは、本市におけるコロナ感染・死亡者数の推移です。昨年夏に始まった第7波以降、50代以下の死者はほとんど出ていませんが、逆に高齢者、とりわけ80歳以上の死者数は、むしろ増加傾向を示しています。とくに、基礎疾患があり、ワクチン未接種の方のリスクが高く、感染予防策が重要となっています。
コロナ禍になって、まもなく丸3年となります。この間に蓄積された科学的知見を踏まえ、今一度、感染症対策の基本をおさえることが大切であると、私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日