川崎市内外の造園業者らによる緑化イベント「まちの植育2023 CITY×GREENING」が4月15日(土)から久本の複合施設「エム・パーク」の持田駐車場屋上で開催される。今回はイベントの寄付も募っている。
テーマは「意識向上」
この企画は「エム・パーク」を運営する(株)Denの藤田将友代表と溝口の造園業「みつや園」の三家恵伍代表が立ち上げた「まちの植育研究所」などが中心となり、約2年前から手掛けているもの。
今回は溝口地域の緑化促進や造園家の表現の場作りに加え、植物をパレットに乗せて移動することが出来る「人工地盤緑化」の普及など、近隣住民の緑化意識の向上がテーマ。子どもから大人が環境問題を楽しく学びながら理解を深め、脱炭素や防災を考えるきっかけを提供する。また植物などを使って緑のある空間をデザインする専門家・戸村英子さんが会場の監修を担当、会場の芸術性を高めることも試みる。
他にも地元企業や団体よる販売や展示、ヨガなど様々なワークショップが行われ、また会場近隣の施設でも造園家の作品展示が予定されている。
4月11日まで協賛者募集
今回は緑を増やしたいという賛同者に向け「マイグリーニング事業」として1口3万円、または10万円でイベントの協賛や支援も募っている。協賛者にはイベントで展示される造園家のインスタレーション作品にメッセージ入りプレートを設置して贈呈。4月11日(火)まで募集、詳しくはinfo@midori-lab.jpまで。
藤田さんは「まちをもっと好きになって欲しく、まちの魅力を向上させるイベントを行っています。特に今回は会場の芸術性も見て欲しい。楽しんで環境を学べるイベントとなっているので、沢山の親子に遊びに来てもらえれば」などと思いを話している。
イベントは4月23日(日)まで。午前10時から午後4時まで開催する(土・日曜は午後8時まで)。
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