統一地方選挙当選者に聞く【2】 これからの高津区 私の取組み
立民・県議 斉藤尊巳さん(46歳)
―選挙結果をどのように受け止めていますか?
党の支持率低迷や新興勢力の台頭などもあり厳しい選挙戦だった。そんな中でも4期目の当選を果たせたことは日頃の活動に対する一定の評価を頂いたものと認識し改めて身の引き締まる思い。
―今後、力を入れて取組んでいく課題は?
まずは厳しい県財政の立て直し。喫緊の課題としては、日々の活動の中で最もご意見の多かった物価高対策であり、より生活者目線に立った補助拡充が必要と考える。加えて、教育施策の推進や子育て支援の拡充等にも重点的に取り組む。
―高津区の課題と、対応策等をお聞かせ下さい。
高津区には交通インフラを整備しなくてはならない箇所が依然多くあり信号LED化や路面標示等の修復、防犯カメラの設置拡大等を通じ地域の安全安心の向上を図る。また河川とは切っても切れぬ関係にある高津区にとって、水防災対策の強化にも一層、取り組む。
―黒岩知事の県政運営をどの様に評価されていますか?
未知の脅威だった新型コロナに対する取り組みは批判も多かったが、一定の成果は出てきたと思う。一方で県政を取り巻く課題は日々、複雑化していることから、今後も是々非々の姿勢で政策提言を行っていきたい。
―最後に区民へのメッセージをお願いします。
高津区出身の46歳、子育てに勤しむ2児の父として、将来世代に誇れる地域形成のため、しっかり汗をかいていきたい。
維新・市議 岩田英高さん(48歳)
―選挙結果をどのように受け止めていますか?
選挙では8738票を頂いた。改めて票の重さ感じているが、そもそも現職と新人では票の意味が異なる。新人への票はあくまでも期待に過ぎず、言うなれば試されている立場。維新への期待も感じている。身を引き締め頑張っていきたい。
―今後、力を入れて取組んでいく課題は?
まずは党の政策でもある「教育の無償化」。これは教育格差の是正だけでなく家計の負担を減らす事で少子化対策や経済成長戦略にもなる。その為には徹底した行財政改革で財源を確保する必要がある。一朝一夕で実現できる政策ではないが、我々には大阪における成功例がある。また就職氷河期世代への支援や、地域医療・介護の充実化などにも取り組んでいく。
―高津区の課題と、対応策等をお聞かせ下さい。
喫緊の課題は多摩川氾濫の防水対策。国や県、そして川崎市の施策をしっかり検証し、根本的解決に向けて遊水池の必要性などを訴えていく。
―福田市長の市政運営をどの様に評価されていますか?
市民目線で幅広く施策を実行してきた点は評価している。ただ、我々はこれまでも是々非々でやってきた。これからも一つひとつ、政策ごとに議論していきたい。
―最後に区民へのメッセージをお願いします。
一年生議員で、学ばなければならない事が沢山ある。皆様からご指導を頂き、また皆様と一緒に勉強していきたい。
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11月22日
11月15日